王都へお使いに向かう雪の精霊・ミルと炎の精霊・クガルグ。自分たちだけでお使いを済ませる予定だったが、彼女たちをこっそり見守っていた砦の騎士グレイル、クロムウェルたちと合流することに。みんなで王都に向かうも、黒ずくめの男たちや風の精霊・ハイリリスの襲撃を受ける。ハイリリスと仲直りしたミルは自らが囮になることで、自分たちを襲撃した男たちの黒幕を見つけ出そうとする。作戦が成功し、辿り着いた黒幕たちのアジトに現れたのは、あの人物で……。
「おつかい編」ラストスパート!
小説家。主な作品『北の砦にて 新しい季節~転生して、もふもふ子ギツネな雪の精霊になりました~』(双葉社)/『平凡なる皇帝』(一二三書房)